松山政治思想研究会

政治学や隣接分野(哲学、歴史など)を不定期で学ぶ学生の勉強会。

いわゆる「安倍1強」について

 昔ながらの自民党の多元的な権力構造(主流派が腐敗すれば非主流派が反転攻勢して政権を担当する流れ)が、00年代の小泉政治で破壊された結果、現在、安倍政権に批判的な立場である自民党員が個人をこえて勢力を形成しにくい、という話はよく聞く。

 でも、安倍政権そのものが、リベラルな政策やマニュフェストを部分的に導入しているような「寛容な」権力である以上、そもそも党として多元的である必要が無くなったのだともいえるのではないか。

*参考

https://www.evernote.com/shard/s625/nl/159563299/f7798f63-a1d3-4d5a-b6a8-6f05c015dffe/