松山政治思想研究会

政治学や隣接分野(哲学、歴史など)を不定期で学ぶ学生の勉強会。

読書三昧の日々

 こんにちは。サークル代表です。ここ数週間ほどサークル活動とは別に読書三昧の日々を過ごしています。

 といっても、ヒマを持て余した悠々自適の毎日だからではなく、研究やら求職やらで忙しく、そのストレスを吐き出すために乱読しているようなものなのですが。

 なので読み方は非常に雑。詳細な書評を掲載できるような読解はしていないので、ここ数カ月で読んだ本を、とりあえず時系列順に箇条書きで挙げてみます。

 

三浦展ファスト風土化する日本:郊外化とその病理』(洋泉社,2004)

笠井潔白井聡『日本劣化論』(ちくま新書,2014)

ジョージ・オーウェル動物農場:おとぎ話』(岩波文庫訳)

ブレイディみかこ松尾匡北田暁大『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう:レフト3.0の政治経済学』(亜紀書房,2018)

林信吾『しのびよるネオ階級社会:“イギリス化”する日本の格差』(平凡社新書,2005)

 ……この辺にしておきます。格差や貧困といった経済問題を論じた本を中心に読んでいる気がしますが、まあ、これは私自身が求職活動に揉まれた故の関心の偏りであるのでしょう。どうも最近の政治情勢は、本当に狭い意味での政局争いばかりで、経済政策に関する議論が一向に盛り上がらないのが、見ていて残念です(アベノミクスの是非はどうなったのか?)。

 まあ、この辺りは、次回の読書会でもじっくり話してみたいと思います。では、本日はこの辺りで。